頭痛に対する当院の考え方と治療

頭痛について以上述べてきたが、生体反応による頭痛のように一時的でない頭痛に関しては、ます医療機関を受診して、症候性頭痛に該当する脳腫瘍やクモ膜下出血や脳梗塞等の病気がないことを確認することが大切である。

 

カイロプラクティックの治療には、慢性頭痛が適しており、その中でも特に緊張型頭痛が最適であると思われる。しかし片頭痛や群発頭痛といっても識別することは医療機関でも容易ではなく、医療機関の検診で症候性頭痛に該当する問題がない場合は、カイロプラクティックの治療をお勧めしたいと思います。慢性頭痛にはカイロプラクティックの治療は効果的です。

 

当院の治療は、視診・触診によるスタッティック・パルペーションの静止状態の検査や可動検査によるモーション・パルペーションの検査により、問題のある動きの悪い個所を見出し、その個所にソフトなアジャスト(モビリーゼーション)を主にした治療をして頭痛、首コリ、肩こりといった症状を治療しています。頭痛は後頭骨と頚椎、特に上部頸椎(第一頚椎、第二頚椎、第三頚椎)の歪みが関係していることが多くこの個所が頭痛を改善するためには大切な事である。