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突発性大腿骨骨頭壊死

特発性大腿骨頭壊死症という病気は、原因はいまだに明らかにされていませんが、大腿骨頭の血流が何らかの原因で障害されて骨が死に、だんだんと大腿骨がくずれて変形し、やがて二次性変形性股関節症となる病気です。増加している患者さんの中にステロイド剤による治療を受けている人や、下腹部に放射線治療後に発生する大腿骨頭壊死などは、二次性あるいは症候性大腿骨頭壊死症と呼ばれています。

 

他には患者の中でアルコール愛飲者(日本酒に換算して毎日3合以上飲んでいる人)が突発性大腿骨頭壊死症を患っていると統計に出ています。また関節リュウマチの患者や交通事故、不慮の事故などが原因で起こる場合があります。

 

症状は、確定診断を受けるまでに、坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアと診断されることが少なくありません。中には膝に痛みが出てひざの手術を受けた方もいます。